🅟 シーリング材のブリード現象とは…【千葉県柏市の塗装専門店ペイントヒーローズ】

こんにちは!千葉県柏市の塗装専門店ペイントヒーローズです。

外壁と外壁をつなぐ、外壁とサッシの間を埋めるシーリングをご存じでしょうか⁉

建物外壁の仕様によってシーリング材の使用箇所は様々ですが、外壁と外壁をつなぐ、外壁とサッシの間を埋めるのに用いられているのがシーリング材です。

外壁塗装工事の際に、このシーリングの打ち替えや増し打ちをする必要がある建物が多くあります。

シーリングは、①雨水の侵入防止、②外壁、サッシの固定、③建物の気密性維持の建物の機能を果たすための大事な役目があるのです。

ここではシーリングと呼ばせていただいておりますが、コーキング、シール、などと別の呼び方もありますが、同じものであると認識していただいて問題ございません。

シーリング材の種類

シーリング材には塗料と同じように性能や特色の異なる数種の種類があります。

シーリング材も製品によって、シーリング材の上に塗装ができるもの、できないもの、乾燥時間の短長など、性能が様々です。簡単にシーリング材の種類をご紹介させてただきます。

★アクリル系

アクリル系シーリング材は、水性タイプで作業性に優れています。

価格は安いのですが、シーリング材が硬化した後、縮む性質があり、耐候性や耐久性が低いとのがデメリットです。

シーリング材の寿命が短い為、リフォーム工事ではほとんど使用されません。

アクリル系のシーリング材は、室内の壁紙の下地処理などに使用されています。

★ウレタン系

ウレタン系シーリング材は、耐久性がとても高いシーリング材です。

硬化後もゴムのような強い弾力性があり、外壁のひび割れや目地の補修にもよく使われています。

デメリットとしては、耐候性に弱いことと、細かな埃やごみなどが吸着しやすいところです。

このようなデメリットを軽減するため、屋外で使用する場合は、塗装で保護する必要があります。

コンクリートなどのひび割れ補修、ALCやサイディングの目地に多く使用されています。

★シリコン系

シリコン系シーリング材は、耐候性が高く、耐水性や耐熱性も優れています。

高性能なシリコン系シーリング材ですが、低価格であり、コストパフォーマンスが高いシーリング材です。建物周り(エアコン配管カバーなど)に、よく使われています。

ただし、充填後にシリコンオイルが出てくるため、時間の経過とともに、黒ずみが発生してしまったり、汚れが気になってくる材質でもあります。

もう1つの注意点として、シリコン系のシーリング材の上では、塗料が弾かれてしまうため、シリコン系のシーリング材の上には、塗装することができません。

専用プライマーでの下塗りによって、塗装できる場合もありますが、塗装前のシーリング工事にはこのシリコン系シーリング材は使用しません。

屋内の水まわり、サッシ廻り、屋根瓦などに使用されています。

★変成シリコン系

変成シリコン系シーリング材は、ウレタン樹脂を原料とし、耐候性に優れているため、様々な用途に使用できます。

シリコン系よりも耐久性が低く、ウレタン系よりも密着性が低いシーリング材です。ですが、アクリル系のように縮みは少なく、ウレタン系より紫外線に強いというメリットもあります。

変性シリコン系のシーリング材は、シリコン系と違い、硬化後の塗装が可能という有能なシーリング材です。

コンクリート、ALC、サイディング、タイルなどの目地、サッシ廻りなど幅広く使用されています。

シーリング材の種類が多くあることが、ここまでの内容で理解していただけたかと思いますが、シーリング工事をする上で、とても重要なシーリングの材質、現象を知っていただきたいので、ここでシーリングのブリード現象についてお話させてください。

※ブリード現象※

シーリングを施した箇所へ塗装をすると、施工後1~2年程でシーリング部分が黒く変色し始めたり、表面にヒビが入ったりすることがあります。この現象がシーリングのブリード現象です。

この黒くなる現象の原因は、シーリング材のヒビ割れや剥がれを防止するために含まれている 可塑剤という成分と塗料の化学反応が起こることによるものなのです。

最近はノンブリードタイプと呼ばれる、可塑剤が含まれないシーリング材が主流となってきています。

ただし、以前施工したシーリング材の中に可塑剤が含まれている可能性があるため、塗り替えの時に注意が必要となります。

外壁塗装をする際、シーリングを先に重鎮する先打ちと塗装後にシーリング材を重鎮する後打ちの2種類の施工方法があります。

先打ちの場合、ブリード現象を起こしやすいシーリング材を使用すると、塗装するとにより塗料との化学反応で黒く変色してきてしまうため、建物の美観性が損なわれてしまいます。

また、塗料が変質してしまうこともあり、塗料本来の耐久性が損なわれ、塗装の劣化を早めてうのです。せっかく塗装した外壁の塗膜が短期間で劣化するようなことがないよう、シーリング材の選択は、塗装をする際にとても重要になってきます。

ブリード現象が発生しないようにするには、シーリング材重鎮後、シーリング材の上にブリード現象防止プライマーを塗ること、ブリード現象を起こさないノンブリードのシーリング材を使う必要があります。

シーリング材の打ち直しをする場合、ノンブリードタイプのシーリング材を使用したほうが手間がかからず、確実な施工法です。

種類の多いシーリング材ですが、適切な施工箇所、施工法を選び、塗装工事との相性も考慮していく必要があります。

建物の性能維持、美観性の維持をできるだけ長く持続できるよう、費用面だけを優先したご提案ではなく、シーリング材の特色もあわせて、適切な工法をご提案をさせていただきます。


シーリングについて▶詳しく・・・


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